はじめに
英語を勉強しているうちに英文法がどんどん複雑になっていきます。
この「動名詞」について苦手意識を持っている人も多いのではないでしょうか。
今回は、初心者の方がまず押さえておきたい動名詞の基本を、短時間でサクッと理解できるようにまとめました。
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動名詞とは?
英文法の「動名詞(Gerund)」は、一言で言えば「動詞を名詞に変身させたもの」です。
文の中での役割は名詞(〜すること)ですが、もともと動詞なので、後ろに目的語を伴ったり、副詞で修飾されたりするという「動詞の性質」も併せ持っています。
基本の形と意味
【動名詞のポイント】
1.形は「動詞の原形 + ing」
2.意味は「〜すること」
3.文の中で名詞と同じ役割をする。
文中での役割(名詞としての働き)
名詞と同じ働きをするため、文の主語・目的語・補語になります。
【主語】
Playing soccer is fun.
サッカーをすることは楽しい。
Studying is hard.
勉強することは大変だ。
Traveling alone can be great experience.
一人で旅行することは、素晴らしい経験になり得ます。
【目的語】
I like playing tennis.
私はテニスをすることが好きです。
He finished eating.
彼は食べ終えました。
She stopped crying.
彼女は泣き止みました。
【補語】
「主語」=「補語」になる関係ですね。
My hobby is traveling.
私の趣味は旅行することです。
His job is teaching.
彼の仕事は教えることです。
否定・完了の形
【否定形】 not + ~ing
I’m sorry for not calling you.
電話しなくてごめん。
She regrets not studying harder.
彼女はもっと一生懸命勉強しなかったことを後悔している。
【完了形】 having + 過去分詞
He is proud of having been a pro.
プロだったことを誇っている。
押さえておきたい重要ポイント
「動名詞」と「不定詞(to do)」の使い分け
どちらも「〜すること」と訳せますが、動詞によって後ろにどちらを置くかが決まっています。
🔴動名詞のみを目的語にとる動詞
finish ~ing, give up ~ing, avoid ~ing, stop ~ing, enjoy ~ing 等
*中断・回避する内容の動詞が多いですね。
I finished doing my homework.
宿題をやり終えました。
Don’t give up trying.
(あきらめずに頑張って)
He stopped smoking.
彼はタバコを止めた。
🔴不定詞のみを目的語にとる動詞
want, hope, wish, decide, promise 等
【参考例】
I want to buy a new car.
(私は新しい車を買いたいです。)
She hopes to be a teacher.
(彼女は先生になることを望んでいます。)
We decided to go to the park.
(私たちは公園に行くことに決めました。)
意味が変わる動詞
remember, forget 等は、後ろにくる形によって意味が変わります。
・remember ~ing:(過去に)~したことを覚えている
I remember meeting her.
彼女に会ったことを覚えている。
・remember to do:(これから)~することを覚えている(忘れずに ~する)
Remember to call me.
私に電話するのを忘れないで。
よく出る慣用句
理屈抜きでそのまま覚えておくと役立つ表現です。
・look forward to ~ing:~するのを楽しみに待つ
(このtoは前置詞なので ing がきます)
・be used to ~ing:~することに慣れている
・feel like ~ing:~したい気分だ
・It is no use ~ing:~しても無駄だ
まとめ
動名詞のポイントは以下の3つです。
1.形は 『動詞 + ing』。
2.意味は 『〜すること』。
3.文の中で 名詞と同じ役割をする。
まずは『I like 〜ing(〜するのが好き)』のような、身近なフレーズから使い慣れていきましょう。
