はじめに
「もし宝くじが当たったら…」「もしあの日、別の道を選んでいたら…」 そんな「もしも」の話をしたいとき、英語では「仮定法」というルールを使います。
「If + 過去形…」という公式を丸暗記して、苦手意識を持ってしまった方も多いはず。
しかし、本質はとってもシンプルです
今回は、難しい用語を抜きにして、仮定法の「感覚」と「基本のカタチ」をサクッと攻略しましょう!
「もしも」の話を楽しむための基礎知識
「英語の仮定法って、形がややこしくて、苦手、、、」
そう感じている方は多いのではないでしょうか。
でも、実は考え方はシンプル。
仮定法とは、一言で言うと、
「現実ではない、妄想の話をする」ときに使うルールです。
なぜ、「過去形」を使うの?
仮定法の最大の特徴は、今の話なのに過去形を使うことです。
なぜ過去形にするのか。それは、現実との間に「心の距離」があるからです。
・現在形:現実に起こること、事実
・過去形:現実から遠く離れた「もしも」の世界
「宝くじ当たらないかなぁ」という、現実とのギャップを過去形で表現するのです。
基本のカタチ
まずは、この定番の形だけを覚えてしまいましょう。
If + 主語 + 過去形 …, 主語 + would / could + 動詞の原形.
(もし〜だったら、…だろうに / …できるのに)
短い例文でイメージをつかもう!
日常生活で使いそうな、3つのシチュエーションを見てみましょう。
お金があったら
If I had money, I would buy a new car.
もしお金があれば、新しい車を買うんだけどな。
【現実】お金がないから買えない。
時間があったら…
If I had time, I could go to the gym.
もし時間があれば、ジムに行けるんだけどな。
【現実】忙しくて行けない。
もし私があなたなら…(アドバイス)
If I were you, I would take a rest.
もし私があなたなら、休みますね。
【現実】私はあなたではないけれど、妄想してアドバイス。
仮定法の be動詞は、主語が I や He でも were を使うのが正式なルールです。
(最近の会話では was も使われますが、まずは were で覚えるのが基本です!)
仮定法を使いこなせると、「もし〜だったらいいのにな」という自分の気持ちや、ちょっとした願望を表現できるようになります。
まとめ:仮定法は「今の現実」から距離を置く言葉
最後におさらいしましょう。
1.仮定法 = 現実ではない「妄想」の話
2.過去形を使う理由 = 現実との「距離」を表現するため
3.公式:If + 過去形, would/could + 動詞の原形
英語の文法は、その「心」を理解するとぐっと身近になります。
「今、目の前にないこと」を語るときは、思い切って時間を一歩後ろにズラして、過去形を使ってみてください。