はじめに
近年、インバウンド需要の高まりとともに、アパレル業界でも英語対応が求められる場面が増えています。
特に都心部や観光地の店舗では、外国人のお客様に対応する機会が日常的にあります。
そこで今回は、アパレル販売員が現場で使える基本的な英語表現をシーン別に紹介します。
英語が苦手な方でも、覚えておけば安心して接客できるフレーズばかりです。
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来店時の挨拶と声かけ
お客様が入店した瞬間の印象はとても重要です。笑顔とともに、以下のようなフレーズで歓迎しましょう。
- “Hello! Welcome to our store.”
(こんにちは!いらっしゃいませ。) - “Please let me know if you need any help.”
(何かお困りのことがあれば、お声がけください。) - “Are you looking for anything in particular?”
(何かお探しのものはございますか?)
ポイントは、無理に話しかけすぎず、自然な距離感を保つこと。英語で話しかけるだけでも、お客様の安心感につながります。
商品の説明・おすすめ
商品を手に取ったお客様に対して、特徴やおすすめポイントを伝える場面では、以下の表現が役立ちます。
- “This item is very popular among our customers.”
(こちらの商品はお客様にとても人気です。) - “It’s made of 100% cotton, so it’s very comfortable.”
(綿100%で、とても着心地が良いですよ。) - “We have this in other colors as well.”
(他の色もございます。)
素材やサイズ感、着用シーンなどを簡潔に伝えることで、購買意欲を高めることができます。
サイズ・試着の案内
サイズや試着に関する質問はよくあるもの。スムーズに対応できるよう、以下のフレーズを覚えておきましょう。
- “What size do you usually wear?”
(普段は何サイズを着用されていますか?) - “You can try it on in the fitting room.”
(試着室でご試着いただけます。) - “If it doesn’t fit, we can check other sizes for you.”
(サイズが合わなければ、他のサイズをお探しします。)
サイズ表記が国によって異なるため、S/M/Lなどの表現に加えて、数値での確認も重要です。
レジ対応・お会計
お会計時も丁寧な対応が求められます。以下のような表現で、スムーズに案内しましょう。
- “Are you ready to check out?”
(お会計のご準備はよろしいですか?) - “Would you like to pay by cash or card?”
(現金とカード、どちらでお支払いされますか?) - “Thank you very much. Have a great day!”
(ありがとうございました。良い一日を!)
レシートや返品ポリシーについて説明が必要な場合もあるので、簡単な案内文を準備しておくと安心です。
その他の便利表現
最後に、接客中に使える便利なフレーズをいくつか紹介します。
- “This item is on sale today.”
(本日はセール対象商品です。) - “We offer tax-free shopping for tourists.”
(観光客の方には免税対応をしております。) - “Please feel free to ask me anything.”
(何でもお気軽にお尋ねください。)
これらの表現は、接客の幅を広げるだけでなく、お客様との信頼関係を築くきっかけにもなります。
まとめ
英語での接客は、最初は緊張するかもしれませんが、基本的なフレーズを覚えておくだけで、ぐっと対応力が上がります。
大切なのは、完璧な英語よりも「伝えようとする姿勢」。笑顔と親しみやすさがあれば、言葉の壁を越えて心の通った接客ができます。
ぜひ、今回紹介したフレーズを日々の業務に取り入れて、海外のお客様にも自信を持って対応できる販売員を目指しましょう!




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