はじめに
日常、英語で会話する時に、単語ってなかなか出てこないですよね。
英語の単語帳で学んでいるはずなんだけど、英語を話すときにサッと言葉を思い出せない。
「値段が高い」って何て言うのかな、単語帳に書いてあったはずなんだけど、、、
そんな感じで「expensive」が思い浮かばなかったとします。
また、「rundown」って単語を最近覚えたんだけど、意味はなんだったかな、、、
そう、あなただけではありません。
たくさんの人が、単語の覚え方にはたいへん苦労するという、同じ問題を抱えています。
そこで今回は、「The English Class」さんの「Do you forget words when you speak English」という動画を紹介したいと思います。
「The English Class」さんは現在登録者数26万人、動画数600本ほど英語学習について動画配信してます。
主に英語の語彙力強化、アクセントの練習、IELTS試験、就職面接スキル等について解説しています。なお、オンライン英語レッスンも主催しているようです。
今回は英単語を覚えるための10のヒントについて、この動画を通じて解説していきたいと思います。
これらは、「スピーキング」についての方法となりますが、資格試験を勉強してる方にも参考となるものがあると思います。
リンクを貼ります。日本語音声もありますので、気軽に視聴してしてみてください。
英単語を覚える10のヒント
英語で考える
まず一つ目は、「母国語から英語に翻訳しないこと」です。
脳で母国語から考えると、時間がかかります。
とはいっても、難しいですよね。どうすれば良いのでしょうか。
そんな時は、簡単な単語で考えましょう。
例えば太陽を見たら、すぐ「The sun is bright」と思う。また、遠くで女性が歩いているのが見えたら、「A woman is walking in the distance」と思う、ということです。
日本語の文章で考えてから、その次に英語に訳するのではありません。
「英語で言わなきゃ」と思うと、何も発言できなくさりそうですが、とりあえず「母国語を介さない」。この訓練がやはり良いようです。
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簡単な単語を使う
難しい単語を忘れたら、簡単な言い方に言い換えてください。
例えば「outfit(服装)」を忘れたら、「clothing」と言いましょう。
「informative(役に立つ)」を忘れたら、「useful」に言い換えてください。
「huge」を忘れたら「very big」と言い換えてください。
毎日話す
単語を覚える一番の方法は、実際に使ってみることです。
他人と話したり、あるいは独り言を言ったり、時には自分の発言を録音してみましょう。
ネイティブの人が周りにいないのであれば、独り言でとりあえず十分ではないでしょうか。
電車に乗るとき、ホテルに予約を取るとき、何かを説明するシチュエーションを勝手に想像して、それを英語で独り言で言ってみるのはいかがでしょうか?
とにかく、なんでもいいので、一つトピックを決めて話してみましょう。
単語を文章で覚える
単語を単体で覚えるのではなく、その単語を使った文章で覚える、ということです。
この方法でその単語の使われ方が理解できるようになります。
「handouts」→「(配布)資料」とだけで暗記するのではなく、「Do you have agenda and handouts?」という感じで、文章にして覚えてください。
そうすることで、記憶力が高まると思います。
フラッシュカードを使って意味を覚える
これは新しい単語を覚えることに役立ちます。片面に英単語、そして裏面にはその意味や関連する絵を書いておきます。
この動画では、毎日5分間フラッシュカードを読むことを推薦しています。
毎日は難しいかもしれませんので、忘却曲線の理論ではないですが、ある一定の時期経過した都度、再度フラッシュカードを復習するのがいいかもしれません。
また、フラッシュカードは、知らない単語だけ抽出されていますので、無駄もありません。
使用するのは、小さいノートでも良いかもしれませんね。
英語の映画を観て聴く
字幕付きの英語の動画、映画を見ましょう。
「毎日」そして「何度も聞く」と英語を聞くと、脳の学習速度が上がる、ということです。
各個人でレベルに差があると思いますので、各個人のレベルに応じたものを利用すると良いでしょう。
例えば英語のリスニング学習用動画はいかがでしょうか。通勤や散歩する時、ちょうど良いです。
私がリスニング用として利用している英語学習動画をリンク貼っときますので、聞いてみてはいかがでしょうか。
www.youtube.com/@Englishcactusfy
www.youtube.com/@EasyEnglishTalk2
覚えた単語を繰り返す
覚えた単語を「繰り返し使う」ということです。
実際、声に出して言ってみましょう!
例えば、「shotcoming(欠点)」を覚えるとします。覚えるコツは、「私のshortcoming
は落ち着きが無いことです」とか、「計算が遅いことが私のshortcomingです。」
と、実際に声に出して言ってみるのです。この方法も結構有効だと思います。
落ち着く
単語を忘れても、落ち着きましょう、と。
例えば「ubipuitous(至る所にある)」を思い出せなかったとしても、「everyone can see」とか、「everyone can use」とかに言い換える。
思い出そうとして焦る必要は無い、ということですね。とにかく別の方法・表現で対応します。
書く
紙に書き出す。これはわかりますよね。見るだけよりも、書いた方が記憶しやすいです。
書くことで脳が活性化し、集中力もつきます。面倒ですけどね、、、。
書く習慣を身に着けると、話すときに言葉を見つけやすくなります。
単語とイメージを結びつける
覚えるときは、「その単語をイメージや絵にして」覚えてください。
言葉だけだとどうしても覚えにくいです。
その人の顔は思い出せるのに、名前がどうしても出てこないということってありますよね。言葉だけだとすぐに忘れちゃうんです。なので絵やイメージにして視覚化させると、暗記効率が良くなると思います。
その後、絵やイメージを思い浮かべてから単語を言ってみる。例えば、机の上にある本を見て「book」、時計を見て「watch」というふうに言い換えていきます。
動画のコメント
この動画のコメントについても、少し触れていきたいと思います。
「私の英語のレベルは中級ですが、あなたの動画を見てたくさんのことを学びました」
「この動画では、単語を忘れてしまうことへの恐怖を克服するためのシンプルで実践的なヒントが紹介されていて、とても気に入れました」
といった感じで、概ね高評価でした。
面白いコメントとしては、
「これらの10のヒントをどうやって覚えるかが問題だ」
です。
まとめ
「どうやって英単語を忘れないようにするか」をテーマに10個のヒントについて、「The English Class」さんの「Do you forget words when you speak English」という動画から紹介しました。
今回のテーマは、あくまでも「日常英会話」について、どうやって単語を覚えて使っていくかを説明していますが、それに限らず資格試験の勉強の際の、単語の覚え方にも使えそうですよね。
以上を参考に、みなさんも効率的に英単語を覚えるようにしてください。
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