【保存版】ビジネス英会話で失礼にならない言い回し|丁寧で好印象な英語表現

英語表現

ビジネス英会話では「丁寧さ」が信頼のカギ

ビジネスの世界では、「相手に対する礼儀」や「気遣い」が重要です。
できる限り直接的な言い方を避けて、柔らかく遠回しに伝えることが好まれます。

たとえば、「Send me the report.(報告書を送って)」では命令的に聞こえますが、
「Could you please send me the report?」と丁寧に言えば、ぐっと印象が良くなります。

この記事では、そんな“失礼にならないビジネス英語フレーズ”を、
シーン別にわかりやすく紹介します。

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失礼にならない英語表現の基本ルール

英語で丁寧に話すための基本ポイントは、以下の3つです。

1.命令形を避けて「Could you」「Would you」を使う

2.否定的な表現をやわらげる(I’m afraid / Unfortunately など)

3.感謝・お詫びを一言添える(Thank you / I appreciate it

これらを意識するだけで、ビジネス英語が一気に自然で上品に聞こえます。

シーン別・丁寧な英語フレーズ

あいさつ・初対面の場面

It’s a pleasure to meet you.
 お会いできて光栄です。

Thank you for taking the time to meet today.
 本日はお時間をいただきありがとうございます。

I’ve heard great things about your company.
 御社については良い評判を伺っております。

💡フォーマルな場では “Nice to meet you” よりも “It’s a pleasure to〜” が上品です。

会議・商談の場面

Shall we get started?
 そろそろ始めましょうか?

I’d like to hear your thoughts on this.
 この件についてご意見をお聞かせください。

That’s a great point. I completely agree.
 良いご指摘ですね。全く同感です。

I see what you mean. Let me think about it.
 おっしゃることは分かります。少し考えさせてください。

💡“Let’s start”より“Shall we get started?”の方が柔らかく聞こえます。

依頼・お願いの場面

Could you please send me the file by tomorrow?
 明日までにファイルを送っていただけますか?

Would you mind checking this for me?
 これを確認していただけませんか?

I’d really appreciate your help with this.
 ご協力いただけると本当に助かります。

If possible, could you join the meeting tomorrow?
 もし可能でしたら、明日の会議にご参加いただけますか?

💡依頼のときは “please” より “Could you〜?” の方がビジネス的に自然です。

断る・意見を伝える場面

I’m afraid I won’t be able to attend the meeting.
 残念ながら会議には出席できません。

Unfortunately, that date is not convenient for me.
 あいにくその日程は都合がつきません。

I see your point, but I have a slightly different view.
 おっしゃることは理解しますが、少し異なる考えを持っています。

That might be difficult at the moment.
 現時点では少し難しいかもしれません。

💡“No.” とだけ言うよりも、理由や共感を添えることで角が立ちません。

メールやオンライン会議の場面

I hope this email finds you well.
 お元気でお過ごしのことと思います。

Thank you for your prompt response.
 迅速なご返信ありがとうございます。

Please let me know if you have any questions.
 ご不明点がありましたらお知らせください。

I look forward to hearing from you.
 お返事をお待ちしております。

Sorry for the late reply. I appreciate your patience.
 返信が遅くなり申し訳ありません。お待ちいただき感謝します。

💡メールでは「感謝」と「気遣い」をセットで伝えるのが好印象です。

丁寧表現を使う3つのコツ

1.トーンを柔らかくする

 命令口調や直接的な言い方を避け、語尾を「please」「if possible」でやわらげましょう。

2.ポジティブな言葉を選ぶ

 “No problem” よりも “That should be fine.” のように、前向きな言い回しを意識します。

3.感謝と共感をセットで伝える

 例: “I understand it’s been busy. Thank you for your time.”

 相手の立場を思いやる言葉が信頼を生みます。

まとめ:ビジネス英会話は「相手への敬意」から

ビジネス英会話では、文法の正しさよりも相手を思いやる心が大切です。同じ内容でも、「どう伝えるか」で印象は大きく変わります。

今日紹介したフレーズを、メール・会議・商談などで少しずつ取り入れてみてください。きっと「感じの良い人」「一緒に仕事をしたい人」と思われるはずです。

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